2012.09

 

「秋の彼岸」を迎える頃となりました。

 

やっと季節が動きだした・・という感じですね。

 

ここ鎌倉も海の家の解体が始まり初秋の気配満々です。

 

 

 

今回の「レッスン」は彼岸花(曼珠沙華)を書きます。

 

この花はキチンと計ったように「秋のお彼岸の頃」に顔をだします。

 

ほんとうに植物ってすごいなー・・と思います。

 

この花には毒がありますので、口に入れたりしてはいけないのはご存じの事とと思い

ますが、

 

「なるほど・・」と思うほどの色や様子です。

 

英訳は「cluster amaryllis」というそうです。

 

 

 

中位の大きさの鳥の子色紙をつかいました。

 

手に入らなければ、普通の色紙で構いません。

 

 

 

先ず「彼岸花」を描きます。花は筆先で色々な方向に向けて描き、外側から内側に向

かって細ラインを入れます。最初に力を入れて花の中心に向かって細くするとこの花

らしさがでます。

 

つまようじやサインペンで「ぷつぷつ」を黒で飛ばします。

 

花は色違いで2つ描き、茎をグリーンでまっすぐ描きます。

 

次に和文字から書き入れます。下のラインはそろえて「曼珠沙華」を大きく書きま

しょう。

 

夢子流おしゃれ文字の要領でアクセントをきかせてかきます。

 

英字はうす墨で書きましょう。「ポイントブラッシュ体」という書体で書きますが、

お手本がない方は「真似」をして書いてみて下さい。「筆書きのカリグラフィー」に

書体見本が載っています。

 

最後に「秋の雰囲気」をだすために黄色のアクセントをつけました。

 

 

 

和文字だけでも、英字でけでも素敵です。

 

夜が少しずつ長くなりますので、手が空いた時にでも書いてみて下さいませ。

 

 

さて「新刊」の紹介です。

 

「筆文字のハッピーカード」という本を日貿出版より出させて頂きました。

 

「元気の出る言葉・縁起のいい言葉」をテーマにした手書き文字カードの作り方を初

心者向けに、用具用材の解説から印象的な文字の書き方、アレンジの方法などを作例

もふんだんに掲載してあります。

 

本屋さんで見かけた時には、是非てにとって眺めてみた下さいませ。

 

これからの「年賀状作り」にもいいヒントがたくさん載ってます。

 

 

 

もうひとつのお知らせは「さとだてゆめこと遊書舎―宙」の展覧会のお知らせです。

 

11月20日から25日まで・鎌倉で開催します。

 

内容は「吉祥の暦展」というこれまた「めでたい事満載」な展覧会です。

 

24日は恒例のパーティ・・今年も楽しいイベントをお届けします。

 

 

 

次回のお便りの中でもう少し詳しい内容をお届けしますので、取り敢えずスケジュー

ルに「まる」しておいて下さいませ。

 

また、このホームページを見て下さっている地方の方も、「秋も深まったいい時期」

に鎌倉見物を兼ねて出ていらっしゃいませんか?

 

 

 

それでは、今回はこのへんで失礼します。

 

また、10月中旬ころにお便りします。

 

 

 

さとだてゆめこ