みなさん・・あけましておめでとうございます。
ことしも元気で笑いの多い1年になります事をお祈り致します。
年明け早々にインフルエンザが爆発的に流行っているみたいですね。
カルチャーセンターの講座も欠席が目立っています。
うがい・・手洗い・・しか予防法がありませんものね・・敢行しましょ。
私の事で言えば、1月8日に新刊「カラー筆ペンで文字遊び」という本が出版されまし
た。
(日貿出版社・定価 1200円)
カラーの筆ペンを使って「古代文字」や「トンパ文字」などでカード作りや小物をつ
くって楽しむためのレクチャーとサンプル本です。
ふでを洗ったり絵具を溶いたりせずにすぐ書けるので、少し空いた時間やお子さんと
一緒にキッチンテーブルで簡単に書けるのも魅力です。
「古代文字」も謂われや意味も添付していますので、ちょっとした「お勉強」にもな
ります。
「トンパ文字」は私の大好きな「雲南省ナシ族」で今でも使われている象形文字です。
こちらは形がユーモラスで、デザイン記号のようにたのしい文字です。
両方の文字共、形が多少くずれていてもゆるい味わいになり「古代文字初心者」には
うってつけの本です。
勿論、オリジナルカード作りのための巻末ミニ字典もついています。
本屋さんなどで見かけましたら、是非手にとってみてください。
さて、今回はその本の中でも紹介している「トンパ文字の春カード」です。
書き方は、いつものカードにいつもの用材で構いません。
先ず「種をまく」のカードは薄いグレーでトンパ特有の「人」・・を書きます。
頭をクルリとかいて人・・という字みたいなラインと「手」みたいなラインを書き、
茶色や黄色で種袋を書きます。これが「種をまく」という文字です。
カラフルな丸を足したり、ラインをペンで入れたり、「SEEDS」と英字を入れたりす
ると分かり易いですね。
もう1枚はトンパ文字の「蛙」です。
ナシ族は「蛙」が大好きらしく蛙の文字は3つもあります。
適当に書いてカラフルなマスキングテープなどでアクセントをつけましょう。
「進化・・」という意味も持っています。（なるほど・・・・）
今までは英字や現代文字の紹介がほとんどでしたが、これからは少しずつ「古代文字
やトンパもじ」も紹介していきますね。
1年で最も寒い時期を迎えますが、その後に来る「萌える春」を楽しみにして、乗り
切りましょう。
では次のお便りは立春を過ぎた頃にします。
お元気で。
さとだて