2017.9

 

皆さん、こんにちは。

 

今日は台風の影響の雨で寒い日になりました。

 

 

ヘルシンキの展覧会から帰って、もう2週間になります。

ヘルシンキの街は綺麗でやさしい街でした。

展覧会は図書館内のショーウインドウに飾らせて頂きました。

持参しやすい大きさの作品ばかりだったので、丁度良いレイアウトでディスプレイ出来ました。

「名前を日本語で書いて差し上げる・・」ワークショップはヘルシンキの方々のお名前が「漢字」に適応しにくい発音が多かったので「ひらがな」で書くケースが多かったです。

これは、参加した14名全員で行いました。

展示風景は出品者全員から許可を取っていないので掲載できませんが、来年春の横浜展覧会では展示致しますので、楽しみにしていてくださいませ。

古代文字などを盛り込んで「墨抽象画」的な作風が多く、力作ぞろいでした。

 

海外展は行くまでが大変です。

ギャラリーを決めて・・交渉して・・旅行会社を選んで交渉して・・

展覧会の要綱を作って・・作品を作って・・やる事が盛り沢山です。

大変なのですが・・・終わってしまうと「今度はどこでやろうかな・・」

と考えてしまうところが「展覧会の魔力」です。

 

来春は生徒さん達200名くらいの参加で横浜大倉山記念館ギャラリーで作品展を予定しています。

こちらも会期など決まりましたら詳細をここでで紹介させて頂きますね。

 

さて、今回のレッスンは秋らしいカードの「烏瓜」(からすうり)です。

英字で「Sunak  Gourd」(へびひょうたん)と言うそうです。

では書いてみましょう。

先ず、カードの上の方に左から細目の枝を描きます。

次に細い筆で蔓のクルクルを描きます。(ここが今回の一番難しい所です。)

クルクル・・しゅるっ・・という感じです。

描けましたら、茶色とからし色を混ぜて「枯れた葉っぱ」を描きます。

なるべく筆に含ませる水分を少なくしてかすれ気味に作ります。

次に薄墨で細眺めに「烏瓜」を書き込みます。

右下に下げるように文字をかくと細く書けます。

乾きましたら「カリグラフィー」でSnnak Gourdと書き入れます。

私の「筆のカリグラフィー」の本の中では書体を斜め30度に書く・・のが基本・・とありますが、今回はアレンジして「まっすぐ」に書いてみてください。

和文字との相性が良くなります。

最後に黄色のほんの少し「黒」を足した色で「筆しぶき」をあしらって完成です。

 

和文字でけでも、英字だけでも決まるカードです。

お友達にお出しするもよし・・家に飾るもよしですね。

 

さぁ・・次回のお届けは10月中旬です。

読書の秋にちなんで栞やブックカバーもいいですね。

 

寒暖の激しい時期になりますので、お体ご自愛の上「初秋」を堪能しましょう。

お元気で。

 

 

  さとだて