2018.6

 

皆さん、こんにちは。

 

 

梅雨入りしましたが如何お過ごしでしょうか?

 

 

関東では、雨が降りしきって・・「あー・・梅雨・・」という日々ではなく、

まだ、スタートライン上にいる感じです。

 

鎌倉材木座はもう「海の家」の建設が始まっています。

海もぼんやりとした光を放っていて、春にクッキリ見えていた富士山や

熱海の街並みも煙った風景の向こうにあるようです。

 

鎌倉駅前や江ノ電あたりは「紫陽花見物」の人がいっぱいです。

見に来た方には酷かもしれませんが、紫陽花はやはり雨の中が一番

鮮やかにみえますね。

 

「雨」の言いまわしはたくさんありますが、

雨が一日中降り続き、半ば諦観して倦まずたゆまず日常を淡々と送る

「降り暮らす」という言い方が梅雨を上手にやり過ごす雰囲気を持っていて

好きです。

さて、今回のカードは和文字と英字の組み合わせの「暑中お見舞いのカード」です。

 

先ず、カードを横にして上の方に平筆で空色で空をさーっと作ります。

次に下の方に黄緑で「大地」を平筆で引きます。

大地が乾く前に「木の幹と枝」を明るめの茶色で描きます。

幹を描いてから枝を作って下さい。

乾きましたら、毛の多目の筆で真上から叩くように「葉っぱ」を生やします。

黄緑、青緑・黄色の順でたたくと夏の木らしくなります。

水分を少な目にして作るといいでしょう。

 

さて、文字です。

先に「夏」の文字を「おしゃれ文字」で大きく書きます。

次に大地のラインを利用して赤で「have a  nice  summer」を英字で書き入れます。

ここの英字はきちんとした「ポイントブラッシュ体」でなくてもいいです。

(アクリル絵具や彩度の高めの絵具の赤・・の方が向いています。)

最後に黄色で筆しぶきを散らして完成です。

 

難しそうですが、この手順通りにやると意外と簡単に「爽やか暑中お見舞い」が

できあがります。

軽井沢か富良野あたりからお届けするイメージが醸し出ていれば上出来です。

 

では、本格的な梅雨に突入ですがお体に気をつけて淡々とやり過ごしていきましょう。

 

また、7月中旬にお便りします。