2018.7

 

 

今年は早いうちから暑くなりましたね。

 

 

加えての水害・・・・

被災された方達が少しでも早く、普通に近い生活

に戻れるように祈っております。

ボランティアの方々も大変な事とは思いますが、

身体に気を付けて無理せずに・・・とテレビのこちら側から思うばかりです。

 

せめて「寄付」くらいでしょうか・・

小銭貯金の壺の蓋を開けることにします。

 

色々ある漢字の中でも「さんずい」は1番多いのです。

常用漢字のおよそ5%を占めるとのことです。

白川静先生の本によれば、「災」の上の三本の線は塞がれた水の流れ・・・

という解釈です。

長い歴史の中でも「水害」が色々な面で生活を脅かしていた事がわかる文字です。

さんずい・・の治める水・・・「治水」がどの時代も大変な事だった事がわかります。

 

さて、こんな暑い時は西瓜や枝豆・・と言った夏の食べ物がやはり元気

をくれます。

今月のカードは「食べ物」と「花火」にしました。

 

まずは「食べ物」

カードの左上にからし色の楕円形を描き、黄緑で薄皮・ひげ・茎を描きます。

乾いたら、茶色で点々と粒を入れましょう。

西瓜と枝豆は見ながら描けるぐらいのカットなので省略します。

(サンプル通りにできなくても構いません。雰囲気が出ていればOKです。)

乾いたら左から墨色で「とうもろこし」強めの赤で「西瓜」、墨色で「えだまめ」と書き入れます。

特に「西瓜」は元気よく跳ね上げたり払ったりして下さいませ。

 

最後に空色の水玉と黄色の筆しぶきを散らせて完成です。

 

元気の出る1枚となるといいですね。

 

 

 

 

 

 

もう1枚は「花火」です。

カードの右上を中心に平筆で明るめの「夜」を表現します。右上から円弧を描くようにしてください。

 

乾いたら、黄色・水色・オレンジ・青色で「花火」を表現します。

筆を上から下に向かわせる時は、細くから太く・・と力をいれます。

このカードはここが1番難しいかもしれませんね。

 

次に左から空色で「夕涼み」・紫色で「夏の宵の」・墨色で「日が暮れて」

 

をおしゃれ文字の要領で書き入れて完成です。

 

 

 

 

 

 

 

思い通りに出来ても、できなくても家のどこかに飾ったり、お知り合いの方

に出したりして下さい。

塞ぎこむニュースの多い中・・手書きのカードで少しでも気持ちが和めれば

さいわいです。

 

では、今年は「暑い夏だ・・」と意識してそれなりに工夫して乗り切りましょう。

また、来月中旬にお便りします。

 

お元気で。

 

 

  さとだて