2019.7

 

梅雨らしく・・雨が続いています。

 

材木座海岸の海の家も閑散としています。

 

昨年の夏を考えたら・・・今頃はもう毎日が猛暑・酷暑の連続で

TVでは日々最高気温の更新を告げていました。

あー・・その時の事もコロッと忘れて、ヤレ夏はどこ行っただの・・

長袖しまったのにー・・だのと、我儘三昧言っいる私です。

 

野菜も高い・・高い。

安いインゲン豆とグリーンピーマンで作れるメニューはそんなになく・・

カレーの連続です。(不思議に飽きない)

 

さて今月のカードは2枚とも和文字カードです。

 

1枚は暑中見舞いにも、残暑見舞いにも使える「向日葵カード」です。

作り方は、先ずカードを横にし「向日葵イラスト」を描きます。

鉛筆で下書きをして構いません。コツは向日葵の種の部分の長さよりも花びら

を短く描く事です。花びらが長いとガーベラのようになってしまいます。

色を付けた後に細筆で墨ラインを入れると元気な雰囲気がでます。

 

次に「おしゃれ文字」の要領で「きりりと立つ」を書きます。

向日葵・・は元気なオレンジ色で・・夏は濃いめの青色でのびのびと書き入れます。

 

 

最後に黄色の筆しぶきを横に流すように入れて完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

次のカードは一年中使えてどんな場面でも映える「花」のカードです。

 

このカードは「たらし込み技法」を使っています。

教室でも多用する技法ですが中々上手にいかない生徒さんが多いので

ここで紹介と説明をします。

 

先ず先に何色でたらし込むかを決めておきます。

今回は薄墨ベースに黄緑と黄色とピンクと青です。

それぞれの色をパレットに出しておくか固形の絵具を濡らしておくかしておきます。(この作業は重要です。)

 

そしてベースの文字を書きます。

色は、判別できる程度の薄墨です。たっぷりと筆にしみこませて

書きます。

「乾かないうち」に黄緑・ピンク・青・黄色をのせていきますが、濃い色

の上に別な色をのせないようにします。(ここも重要)

全体に色が入ったら「最後」に濃いめの「墨色」をほんの少々アクセント

を効かせたいところにたらします。

墨を入れすぎると汚くなるし、入りすぎないとぼんやりするので、ここが

難しいです。

 

でも何回かやっているうちにコツが掴めます。

 

 

 

 

 

 

 

今日は「花」でしたが、一文字の「春・夏・秋・冬・華・桜・風」など

素敵な文字カードにも挑戦をしてみて下さい。

 

「たらし込み技法」については「筆文字のハッピーカード」(日貿出版)

に作例が紹介されています。

 

では、天候不順な時期ではありますが、お身体に気をつけてこのシーズン

を乗り越えて・・楽しんでまいりましょう。

 

来月中旬は鎌倉におりませんので、20日前後にお届けします。

 

 

 

  さとだて